トウシュンモミ

Abies nephrolepis
Khingan Fir
Pinaceae
針葉樹
基本密度
0.324 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギより軽く、非常に軽量
密度(含水率12%時の推定)
≈324 kg/m³

物性データ

基本密度0.324 g/cm³

特徴・解説

中国東北部やロシアに分布するモミ属の樹種で、日本では「トウシュンモミ」と呼ばれます。密度は約0.32と極めて軽く、日本のスギよりもさらに柔らかい部類に入ります。この軽さは断熱性や衝撃吸収性に優れるという長所になりますが、一方で強度的には脆弱で、傷がつきやすいという短所にもなります。寒冷地の風土で育つため成長は緩やかですが、材自体は非常に繊細です。建築の構造を支えるよりは、軽さを活かした模型材や、一時的な用途の資材として重宝される性格の木材です。

🎨 色味
ほぼ純白に近い白から淡いクリーム色。清潔感があり、塗装のノリが良いのが特徴です。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は非常に細かく、滑らかな手触りに仕上げることが可能です。
🛡️ 耐朽性
非常に低い:腐朽しやすく、シロアリなどの食害にも弱いため、乾燥した室内での使用が絶対条件です。
🔧 加工性
非常に容易:極めて軽いため切削抵抗が少なく、接着性も良好。ただし釘保持力は低いです。
📦 主な用途
模型材料使い捨ての箸簡易的な棚板梱包材紙パルプ