デッドフィニッシュ

Acacia tetragonophylla
Dead Finish
Fabaceae
広葉樹
基本密度
0.938 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈938 kg/m³

物性データ

基本密度0.938 g/cm³

特徴・解説

オーストラリアの内陸乾燥地帯に分布する、極めて硬質なアカシアの一種です。密度は約0.94g/cm³に達し、水に沈むほど重厚です。「デッドフィニッシュ」の名は、あまりに密集して生えるため家畜が通り抜けられず行き止まりになることや、枯死してもなお腐らずに立ち続けるその強靭さに由来します。日本のカシ類を遥かに凌ぐ硬度を持ち、加工は困難を極めますが、その耐久性は他に類を見ません。乾燥による収縮が激しいため、じっくりと時間をかけたシーズニングが不可欠です。

🎨 色味
心材は赤褐色から暗褐色で、しばしば黒い縞が入る。辺材は非常に狭く白色に近い。
🌿 木目・肌目
木目は非常に不規則で交錯し、肌目は非常に緻密。独特の野性味のある表情を持つ。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。乾燥地帯の過酷な環境に適応しており、地中にあっても長期間腐朽しません。
🔧 加工性
困難。極めて硬いため手工具での加工は難しく、超硬刃物が必要。サンダー仕上げは良好。
📦 主な用途
ナイフのハンドル彫刻耐久性が求められる小物品旋盤細工