マレーシアやインドネシアの熱帯雨林に産する、ネムノキ属としては異例に軽い種です。密度は約0.32g/cm³と、日本のスギよりも軽く、キリに近い感触を持ちます。この軽さは細胞壁が薄いことに起因しており、断熱性や浮力に優れると考えられます。強度が求められる用途には全く向きませんが、その軽さを活かした模型や芯材としての価値があります。熱帯の湿潤な気候で急速に成長するため、材は非常に柔らかく、爪で押すと簡単に跡がつくほどです。