ヨーロッパ全域に分布するカバノキ科の代表種。密度は約0.42で、日本のハンノキの近縁種です。歴史的に「水の木」と呼ばれ、水中に沈めた状態では驚異的な耐久性を発揮するため、ベネチアの街の基礎杭として使われたエピソードは有名です。しかし、空気中では腐りやすいという極端な性質を持ちます。木質は軟らかく、ステインの乗りが非常に良いため、チェリーやマホガニーの代用として着色仕上げされることが多いです。DIYからプロの家具製作まで幅広く愛される、欧州の定番材の一つです。