アペイバ

Apeiba aspera
Apeiba
Malvaceae
広葉樹
基本密度
0.303 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギより軽く、非常に軽量
密度(含水率12%時の推定)
≈303 kg/m³

物性データ

基本密度0.303 g/cm³

特徴・解説

アオイ科に属し、中南米の熱帯雨林に自生する広葉樹です。密度が約0.30と極めて軽く、バルサ材に近い特性を持ちます。この軽さは細胞構造が粗いためであり、強度的には非常に脆い部類に入ります。日本のキリ(桐)よりもさらに軽く、構造材としての利用には向きません。歴史的には現地の先住民がカヌーの浮力材や、軽量な工芸品の材料として利用してきました。乾燥は非常に速いですが、収縮率が大きく、乾燥後の寸法安定性には注意が必要です。木材としての流通は稀で、特殊な用途に限られます。

🎨 色味
全体に白から淡いクリーム色で、心材と辺材の境界は不明瞭です。
🌿 木目・肌目
木目は通直ですが、肌目は非常に粗く、表面に光沢はありません。
🛡️ 耐朽性
非常に低い:密度が極めて低く、菌や虫害に対する抵抗力がほとんどありません。
🔧 加工性
加工性は高いが注意が必要:柔らかいため切削は容易ですが、刃物が鋭利でないと繊維を押し潰します。
📦 主な用途
浮力材模型材料断熱材簡易的な箱工芸品の芯材