アオイ科に属し、中南米の熱帯雨林に自生する広葉樹です。密度が約0.30と極めて軽く、バルサ材に近い特性を持ちます。この軽さは細胞構造が粗いためであり、強度的には非常に脆い部類に入ります。日本のキリ(桐)よりもさらに軽く、構造材としての利用には向きません。歴史的には現地の先住民がカヌーの浮力材や、軽量な工芸品の材料として利用してきました。乾燥は非常に速いですが、収縮率が大きく、乾燥後の寸法安定性には注意が必要です。木材としての流通は稀で、特殊な用途に限られます。