パンノキ

Artocarpus altilis
Breadfruit
Moraceae
広葉樹
基本密度
0.432 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
密度(含水率12%時の推定)
≈432 kg/m³

物性データ

基本密度0.432 g/cm³

特徴・解説

クワ科に属し、熱帯地域で食用果実のために広く植栽されています。密度は約0.43と比較的軽く、日本のホオノキに近い手触りです。木材としては、軽さの割に粘りがあり、加工が容易なため、産地ではカヌーの船体や家の柱などに使われてきました。クワ科特有のラテックス(乳液)を含んでいるため、乾燥が不十分だと加工時に刃物を汚すことがあります。強度は高くありませんが、寸法安定性は比較的良好です。木材としての流通は限定的で、主に産地での自給的な利用が中心です。

🎨 色味
切り立ては黄金色ですが、空気に触れると淡い褐色に変化します。
🌿 木目・肌目
木目は交錯することが多く、肌目は粗めです。
🛡️ 耐朽性
中程度から低い:心材は一定の耐朽性を持ちますが、辺材は非常に腐りやすいです。
🔧 加工性
良好:柔らかいため加工は容易ですが、繊維が粗いため仕上げには鋭利な刃物が必要です。
📦 主な用途
カヌーの船体軽家具彫刻簡易的な建築材