ブラックマングローブ

Avicennia germinans
Black Mangrove
Acanthaceae
広葉樹
基本密度
0.776 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈776 kg/m³

物性データ

基本密度0.776 g/cm³

特徴・解説

中米から南米の沿岸部に自生するマングローブの一種です。密度0.78と重硬で、過酷な塩性湿地に耐える強靭な組織を持ちます。キツネノマゴ科に属し、一般的な広葉樹とは異なる特異な解剖学的構造(多環並列維管束)を持つため、乾燥時に著しい収縮や割れが生じやすいのが欠点です。日本のマングローブ(ヒルギ類)と同様に、木材としての利用よりは海岸線の保護や炭材としての価値が高いですが、その硬さを活かして重構造物に使われることもあります。

🎨 色味
心材は暗褐色から黒褐色で、辺材は対照的に広く黄色がかった白色を呈する。
🌿 木目・肌目
木目は不規則で交錯しやすく、肌目は粗い。独特の縞模様が現れることがある。
🛡️ 耐朽性
高い。特に心材は菌やシロアリに対して強い耐性を持つが、海中での穿孔貝には弱い。
🔧 加工性
非常に硬いため加工は困難。刃物の摩耗が激しく、乾燥管理には細心の注意を要する。
📦 主な用途
重建築の支柱、フェンスのポスト、鉄道枕木、炭、床材