アメリカグリ

Castanea dentata
Chestnut, American
Fagaceae
広葉樹
基本密度
0.4 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
ヤンカ硬度
540 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

比重(12%含水率時)0.43
基本密度0.4 g/cm³
ヤンカ硬度540 lbf
曲げ強度 (MOR)59 MPa
弾性係数 (MOE)8.5 GPa
圧縮強度(繊維方向)36,700 kPa
圧縮強度(繊維直交)4,300 kPa
せん断強度7,400 kPa

特徴・解説

かつて北米東部の森林を支配していましたが、20世紀初頭の胴枯病により絶滅の危機に瀕した伝説的な樹種です。密度は約430kg/m³と中程度で、日本のクリに近い性質を持ちますが、より軽量で加工性に優れていたとされます。タンニンを豊富に含み、驚異的な耐朽性を誇ったため、かつてはフェンスや電柱にも使われました。現在は生きた大径木の伐採はほぼ不可能で、古い建物から解体された「リサイクル材(ワームィ・チェスナット)」として流通するのが一般的です。

🎨 色味
心材は淡い茶色から中程度の褐色で、経年変化で赤みが深まります。辺材は狭く白っぽいです。
🌿 木目・肌目
環孔材で木目が非常にはっきりしており、オークに似た力強い表情を持ちます。肌目は粗めです。
🛡️ 耐朽性
高い。タンニン含有量が多く、湿気や虫害に対して非常に強い抵抗力を持っています。
🔧 加工性
良好。柔らかいため加工は容易ですが、タンニン反応により鉄製の釘などを使うと黒く変色するため注意が必要です。
📦 主な用途
アンティーク調家具リサイクル建材内装パネル楽器(ギター等)屋外用フェンス(古材)