パンヤ科(現在はアオイ科)の巨大樹で、密度は約0.253g/cm³と極めて軽量です。これはバルサ材に次ぐ軽さであり、木材というよりは「硬いスポンジ」のような質感です。強度は非常に低く、構造材としての価値はありませんが、この圧倒的な軽さが最大の特徴です。南米の熱帯地域では、浮力活かした筏(いかだ)や、断熱材として利用されてきました。日本のキリ(密度約0.30)よりもさらに軽く脆いため、釘保持力は期待できず、接着剤を併用した特殊な用途に限定されます。