ケルティス・シッピー

Celtis schippii
Schipp's Hackberry
Cannabaceae
広葉樹
基本密度
0.616 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈616 kg/m³

物性データ

基本密度0.616 g/cm³

特徴・解説

南米の熱帯地域に産する種で、密度は約0.62g/cm³。北米産のハックベリー(Celtis occidentalis)に非常に近い物理的性質を持つと考えられます。アサ科特有の強靭さがあり、曲げ性能に優れるため、椅子の背もたれなどの曲げ木加工に適しています。南米の豊かな降雨量の中で育つため、成長が早く、材にやや粗さが見られることもありますが、均質で扱いやすいのが特徴です。ただし、乾燥中に変色しやすいため、製材後の迅速な処理が不可欠です。

🎨 色味
心材は淡いクリーム色から灰色を帯びた褐色。辺材との区別は難しい。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は粗く、導管が目立つため、仕上げにはフィラー(目止め)の使用が推奨される。
🛡️ 耐朽性
低い。腐朽菌やキクイムシに対する抵抗力が弱いため、乾燥した室内での使用に限定される。
🔧 加工性
良好。切削、接着、ネジ留めともに問題なく、ステインによる着色性も非常に良い。
📦 主な用途
曲げ木椅子キャビネット内部材額縁引き出しの側板木箱