エノキ(榎)

Celtis sinensis
Chinese Hackberry
Cannabaceae
広葉樹
基本密度
0.566 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈566 kg/m³

物性データ

基本密度0.566 g/cm³

特徴・解説

日本、中国、朝鮮半島に自生するお馴染みの「エノキ」です。密度は約0.57g/cm³。古くから一里塚に植えられた歴史があり、日本人には馴染み深い樹種です。ケヤキに似た美しい木目が現れることがありますが、ケヤキよりも柔らかく、耐朽性が著しく低いのが欠点です。しかし、その「粘り」は特筆すべきものがあり、かつては裁縫箱や道具の柄、さらには薪炭材としても重宝されました。現代では、その明るい色味を活かした家具材として利用されます。

🎨 色味
全体に淡い黄白色。心材はわずかに暗色を帯びるが、全体的に明るく清潔感のある色味。
🌿 木目・肌目
環孔材に近く、はっきりとした力強い木目が現れる。肌目は粗い。
🛡️ 耐朽性
非常に低い。湿気に弱く、放置するとすぐに腐朽や変色が始まるため、屋外利用は厳禁。
🔧 加工性
良好。粘りがあるため割れにくく、加工しやすい。ただし、乾燥時の狂いは大きい部類に入る。
📦 主な用途
和家具道具の柄(金槌など)彫刻材