ウンナンエノキ

Celtis yunnanensis
Yunnan Hackberry
Cannabaceae
広葉樹
基本密度
0.533 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
密度(含水率12%時の推定)
≈533 kg/m³

物性データ

基本密度0.533 g/cm³

特徴・解説

中国雲南省を主産地とするアサ科の広葉樹です。日本のエノキ(Celtis sinensis)の近縁種であり、密度は約0.53と中程度で、適度な粘りと強度を兼ね備えています。エノキ属特有の性質として、曲げ加工に適した柔軟性がありますが、乾燥が不十分だと狂いや反りが出やすい傾向があります。また、伐採後の変色が早いため、迅速な製材と乾燥管理が求められます。日本のエノキ同様、導管が整然と並び、仕上がりには落ち着いた光沢が宿ります。際立った派手さはありませんが、実用的な広葉樹として地域の生活什器を支えてきた歴史があります。

🎨 色味
全体に淡い黄白色から灰白色。心材と辺材の境界は不明瞭で、経年によりやや褐色味を帯びる。
🌿 木目・肌目
木目は通直またはやや交錯し、肌目はやや粗い。エノキ属らしい穏やかな表情を持つ。
🛡️ 耐朽性
低い。菌や虫害に弱いため、湿気の多い場所や屋外での使用には適さない。
🔧 加工性
中程度。手工具・機械ともに加工は容易だが、逆目が出やすいため切削角に注意が必要。
📦 主な用途
家具の芯材農具の柄合板マッチの軸梱包材