| 基本密度 | 0.428 g/cm³ |
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日本や中国に自生するカツラ科の一属一種の貴重な樹木です。密度は約0.43と軽量で柔らかく、均質で緻密な細胞構造を持っています。古くから日本の建築や工芸で重宝され、特に彫刻材や裁縫箱、製図板などの「狂いを嫌う用途」において最高級の評価を得てきました。ホオノキと比較されることが多いですが、カツラの方がより赤みが強く、落ち着いた印象を与えます。大径木からは広い板が取れますが、近年は良材が減少しています。水に浸けておくと特有の甘い香りが漂うのも、植物学的な魅力の一つです。