コウシュンヒルギ

Ceriops tagal
Tangele
Rhizophoraceae
広葉樹
基本密度
0.837 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈837 kg/m³

物性データ

基本密度0.837 g/cm³

特徴・解説

東南アジアからオーストラリアにかけての沿岸部に生育するマングローブ形成種の一つです。密度は約0.84と非常に重硬で、過酷な塩水環境に耐えるための緻密な構造を持っています。同じマングローブ植物のオヒルギ等と比較しても、材は硬く強靭です。産地では伝統的に杭や支柱、炭の原料として使われてきましたが、その硬さと耐久性から、現代では重構造材としての価値も認められています。ただし、乾燥時に割れが発生しやすく、非常に硬いため手加工には不向きという、マングローブ材特有の難しさも併せ持っています。

🎨 色味
心材は黄褐色から橙褐色。辺材は淡い黄色で、心材との境界は比較的はっきりしている。
🌿 木目・肌目
木目は通直または交錯。肌目は非常に細かく、密度が高いため表面は滑らかになる。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。湿気や腐朽に極めて強く、海中杭としても耐えうる性能を持つ。
🔧 加工性
困難。非常に硬いため刃物の摩耗が激しく、釘打ちには予備穴が必須。乾燥は慎重を要する。
📦 主な用途
建築用支柱重構造材カヌーの部材高級木炭