ナンニンニッケイ

Cinnamomum austro-sinensis
Chinese Cinnamon
Lauraceae
広葉樹
基本密度
0.438 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
密度(含水率12%時の推定)
≈438 kg/m³

物性データ

基本密度0.438 g/cm³

特徴・解説

中国南部に自生するクスノキ科の樹木です。密度は約0.44と軽く、日本のクスノキよりもさらに軟らかい傾向があります。クスノキ科特有の芳香を持ちますが、本種はより繊細な香りが特徴です。材は軽くて柔らかいため強度は期待できませんが、切削が極めて容易で、細かな彫刻や加工に適しています。一方で、その軽さゆえに衝撃には弱く、表面に傷がつきやすいという短所があります。湿潤な中国南部の気候で育ち、防虫効果のある成分を含んでいるため、保存性の高い小物の製作に向いています。

🎨 色味
心材・辺材ともに淡い黄褐色から淡緑褐色。全体に明るく清潔感のある色調。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は非常に細かく、絹のような光沢を放つことがある。
🛡️ 耐朽性
中程度。クスノキ科特有の精油成分により、防虫効果は高いが、菌に対する耐性は普通。
🔧 加工性
非常に良好。極めて容易に加工でき、彫刻刀の通りも良い。乾燥も早く狂いにくい。
📦 主な用途
工芸品彫刻印鑑茶道具小箱