セイロンニッケイ(シナモン)

Cinnamomum zeylanicum
Ceylon Cinnamon
Lauraceae
広葉樹
基本密度
0.455 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
密度(含水率12%時の推定)
≈455 kg/m³

物性データ

基本密度0.455 g/cm³

特徴・解説

世界的に有名なスパイス「シナモン」の原料となる樹木です。木材としての密度は約0.45と比較的軽量で、日本のニッケイやクスノキと似た性質を持ちます。樹皮の収穫が主目的であるため、大径材が市場に出ることは稀ですが、材自体は均質で加工しやすく、特有の甘い香りが残るのが最大の特徴です。強度的には構造材には向きませんが、その文化的背景と香りから、工芸品や小物の素材として非常に魅力的な位置づけにあります。

🎨 色味
全体に淡い黄褐色から桃褐色。辺材と心材の色の差は少なく、全体的に明るい印象を与える。
🌿 木目・肌目
木目は概ね通直。肌目は細かく、磨くと滑らかな触感と上品な光沢が得られる。
🛡️ 耐朽性
中程度から低い。シロアリ等の虫害には比較的強いが、腐朽菌に対する耐性は高くない。
🔧 加工性
非常に容易。軽くて柔らかいため刃物の通りが良いが、柔らかすぎて圧縮傷がつきやすい点に注意。
📦 主な用途
工芸品香箱高級箸装飾用小箱彫刻細工