ミルラノキ属

Commiphora indet
Myrrh
Burseraceae
広葉樹
基本密度
0.354 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
密度(含水率12%時の推定)
≈354 kg/m³

物性データ

基本密度0.354 g/cm³

特徴・解説

古代から香料「没薬(ミルラ)」の原料として知られるカンラン科の樹木です。マダガスカル産のこの種は、密度が約0.35と非常に軽く、日本のスギ(約0.38)よりもさらに軽量な部類に入ります。樹木自体が低木で、幹が大きく育たないことが多いため、大きな板材として流通することはほぼありません。木材としてよりも、樹脂を採取する資源樹木としての側面が強いですが、材には独特の樹脂成分が含まれており、燃やすと芳香を放つという植物学的特徴があります。

🎨 色味
辺材・心材ともに淡い白黄色から淡褐色。樹脂成分により、やや油分を含んだような光沢がある。
🌿 木目・肌目
木目は不規則で交錯しやすく、肌目は中程度。節が多く現れるのが一般的。
🛡️ 耐朽性
中程度から低い。樹脂分により一定の耐性はあると考えられるが、構造材としてのデータは乏しい。
🔧 加工性
容易。非常に軽いため切削抵抗は少ないが、樹脂が刃物に付着して作業性を損なう可能性がある。
📦 主な用途
香木彫刻小細工伝統的な儀式用具燃料薬用資源