マダガスカル・ローズウッド

Dalbergia baronii
Madagascar Rosewood
Fabaceae
広葉樹
基本密度
0.621 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈621 kg/m³

物性データ

基本密度0.621 g/cm³

特徴・解説

マダガスカル島固有のマメ科ダルベルギア属で、世界的に極めて高く評価される銘木です。密度は約0.62g/cm³とローズウッドの中では中量級ですが、その美しさと希少性は群を抜いています。日本のシタン(紫檀)に近い位置づけですが、より色彩が豊かで、複雑な縞模様が現れるのが特徴です。ワシントン条約(CITES)の附属書IIに掲載されており、現在では国際取引が厳しく制限されています。非常に高価であり、短所としては入手困難さと、油分による接着の難しさが挙げられますが、それを補って余りある芸術的価値を持ちます。

🎨 色味
心材は鮮やかな赤褐色から深い紫色で、黒い縞模様が入ります。辺材は淡黄色です。
🌿 木目・肌目
木目は交差または不規則で、非常に精緻な肌目を持ち、磨き上げると鏡面のような光沢が出ます。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。天然の抽出成分を豊富に含み、腐朽や害虫に対して極めて強い抵抗力を持ちます。
🔧 加工性
中程度。硬さと油分があるため、接着には脱脂が必要ですが、旋盤加工での仕上がりは絶品です。
📦 主な用途
高級ギターの指板高級万年筆の軸宝飾品箱ナイフのハンドル高級家具の象嵌