「ニジェール・コパル」の名が示す通り、高品質な樹脂(コパル)を産出することで知られるアフリカ産の樹種です。密度は約0.46g/cm³で、日本のマツ類に近い重さですが、針葉樹よりも粘りがあります。木材としての利用よりも、古くから香料やニス、薬用としての樹脂採取が主目的とされてきました。木材は軽快で扱いやすく、大きな板が取りやすいため、現地の建築内装や家具に利用されます。ローズウッドのような重厚感はありませんが、産地の文化と経済を支えてきた多目的樹種といえます。