ディオスピロス・ディクロア

Diospyros dichroa
Diospyros dichroa
Ebenaceae
広葉樹
基本密度
0.53 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
密度(含水率12%時の推定)
≈530 kg/m³

物性データ

基本密度0.53 g/cm³

特徴・解説

南米の熱帯地域に産する珍しいカキノキ属です。密度は約0.53と、エボニーのイメージとは異なり中程度の重さ(日本のスギやヒノキよりは重いが、広葉樹としては標準的)です。この密度から推測すると、黒い心材を形成する能力は低く、一般的な散孔材に近い性質を持つと考えられます。エボニーのような重厚感や硬度を期待すると期待外れになりますが、その分加工性は良く、カキノキ属特有の粘り強さを活かした用途に向いています。産地が限定的で、市場に出回ることは稀なマイナー種です。

🎨 色味
心材は淡い褐色から黄褐色。辺材との色の差はあまり大きくないと推測される。
🌿 木目・肌目
木目は比較的真っ直ぐで、肌目は中程度。カキノキ属らしい緻密さは維持されている。
🛡️ 耐朽性
中程度。高密度の黒檀類に比べると耐朽性は劣り、湿気のある場所での使用には注意が必要。
🔧 加工性
良好。手加工でも比較的容易に切削でき、接着や塗装の仕上がりも良いと考えられる。
📦 主な用途
小型家具額縁木製玩具日用品のパーツ箱物