ヤワラケガキ

Diospyros eriantha
Yawarake-gaki
Ebenaceae
広葉樹
基本密度
0.703 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈703 kg/m³

物性データ

基本密度0.703 g/cm³

特徴・解説

中国から東南アジアにかけて分布し、日本では沖縄などにも自生が見られる「ヤワラケガキ」です。密度は約0.70と重く、硬い木材です。名前に「ヤワラ(柔らかい)」とありますが、これは葉の質感を指すもので、木材自体は非常に強靭です。日本のカキノキよりも密度が高く、黒檀に近い性質を持ち始めています。心材には黒い縞が現れることがあり、小規模ながら工芸材料として利用されます。乾燥時に割れが生じやすいのが欠点ですが、磨くと美しい光沢を放ちます。

🎨 色味
心材は暗褐色で、黒い縞模様が不規則に入る。辺材は広めで淡黄白色。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は緻密で、カキノキ属特有のしっとりとした質感がある。
🛡️ 耐朽性
高い。密度が高く組織が密なため、腐朽菌の侵入を許しにくい。
🔧 加工性
やや困難。硬いため力が必要だが、仕上がり面は非常に美しく、塗装乗りも良い。
📦 主な用途
茶道具工芸品の柄三線の棹(代用材)床柱の装飾木釘