カキノキ(柿)

Diospyros kaki
Japanese Persimmon
Ebenaceae
広葉樹
基本密度
0.63 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈630 kg/m³

物性データ

基本密度0.63 g/cm³

特徴・解説

古くから東アジアで果樹として親しまれてきたカキノキ科の代表種。密度は約0.63と中程度からやや重厚な部類に入り、粘り強く衝撃に強い特性を持ちます。黒檀(エボニー)と同じ属ですが、全体が黒くなることは稀で、心材に墨を流したような黒い模様が入るものは「黒柿」と呼ばれ、銘木として極めて高く評価されます。乾燥時に狂いが生じやすく、管理が難しい面もありますが、緻密な肌目は磨くと美しい光沢を放ちます。日本の伝統工芸において、茶道具や和家具のアクセントとして欠かせない存在です。

🎨 色味
辺材は淡い黄白色。心材は灰褐色だが、稀に「黒柿」と呼ばれる不規則な黒色の縞模様や斑点が生じる。
🌿 木目・肌目
木目は真っ直ぐで組織は緻密。肌目は細かく、仕上げ面には滑らかな光沢が得られる。
🛡️ 耐朽性
低い。辺材・心材ともに腐朽や虫害に弱いため、屋外使用には適さない。
🔧 加工性
中程度。粘りがあるため切削には鋭い刃物が必要。乾燥時に割れや反りが出やすいため慎重な管理を要する。
📦 主な用途
高級和家具の装飾、茶道具、建築用装飾材、ゴルフクラブのヘッド(パーシモン)、木象嵌