ディオスピロス・ランシフォリア

Diospyros lancifolia
Diospyros lancifolia
Ebenaceae
広葉樹
基本密度
0.66 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈660 kg/m³

物性データ

基本密度0.66 g/cm³

特徴・解説

東南アジアの熱帯雨林に自生するカキノキ属の一種。密度は約0.66で、日本のカキノキに近い物理的性質を持つと考えられます。エボニーのような真っ黒な心材を形成することは稀ですが、材は緻密で硬く、安定した強度を誇ります。この属特有の「粘り」があり、衝撃荷重に耐える特性があります。産地では構造材や道具の柄に利用されますが、世界的な木材市場ではマイナーな存在です。乾燥による収縮率が大きいため、急激な乾燥は避ける必要があります。

🎨 色味
辺材は淡い黄色からクリーム色。心材は赤みを帯びた褐色から暗褐色で、黒い筋が入ることがある。
🌿 木目・肌目
木目は概ね通直だが、稀に交差する。肌目は細かく、均質な質感を持つ。
🛡️ 耐朽性
中程度。カキノキ属の中では標準的な耐朽性だが、接地使用には向かない。
🔧 加工性
中程度。硬さの割に切削はスムーズだが、乾燥が不十分だと加工後に狂いが出やすい。
📦 主な用途
農機具の柄、家具の脚部、床柱、一般建築の造作材、ろくろ細工