東南アジアに産するカキノキ属の樹種。密度0.68g/cm³という数値は、日本の堅木であるカシ類に近い重量感を示唆します。植物学的には熱帯雨林の下層から中層を構成する樹木であり、ゆっくりと成長するため年輪は不明瞭ながらも組織が詰まっています。他のエボニー類と同様に、心材の黒色部分は限定的であると考えられますが、その分、木材としての粘り強さがあります。乾燥時の収縮率が大きいため、急激な乾燥は避けるべきです。