東南アジアに産するカキノキ科の樹種で、ウロガキと同様に密度約0.76g/cm³という優れた重硬さを持ちます。植物学的には黒檀の近縁種であり、日本のカキノキ属の中でも特に強靭な部類に入ります。産地の風土を反映し、成長は緩やかで緻密な年輪を形成します。この密度の高さは、構造材としての強度だけでなく、音響特性の良さにも寄与していると考えられます。一方で、加工時には刃物を傷めやすく、また接着剤の浸透が遅いため、丁寧な下地処理と圧締が求められる玄人好みの木材です。