スクピラ

Diplotropis purpurea
Sucupira (Diplotropis purpurea)
Fabaceae
広葉樹
基本密度
0.762 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
ヤンカ硬度
2136 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

基本密度0.762 g/cm³
ヤンカ硬度2136 lbf
曲げ強度 (MOR)142 MPa
弾性係数 (MOE)19.8 GPa
圧縮強度(繊維方向)83,700 kPa
せん断強度13,500 kPa

特徴・解説

ブラジル等のアマゾン流域に産するマメ科の樹種です。密度は約0.9-1.0g/cm³と極めて重硬で、Janka硬度も非常に高い数値を示します。植物学的にはBowdichia属と似た特徴を持ち、市場では同じ「スクピラ」として流通することもあります。日本の黒檀(エボニー)に匹敵する重厚感があり、物理的強度はトップクラスです。非常に安定した材ですが、その硬さゆえに加工時の釘打ちは不可能で、全てボルト締めや下穴加工が必要となります。

🎨 色味
心材はチョコレートのような濃褐色で、金色の細い筋が入ることがあります。辺材は白黄色です。
🌿 木目・肌目
木理は交錯し、肌目は粗い。道管の中に沈殿物が含まれることがあり、独特の質感を持ちます。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。耐朽性・耐蟻性ともに最高ランクで、屋外の過酷な環境にも適応します。
🔧 加工性
困難。刃物の摩耗が激しく、サンディングにも時間がかかりますが、磨けば美しい光沢が出ます。
📦 主な用途
重構造材高級フローリングデッキ材工具の柄旋盤加工品