ヤン

Dipterocarpus alatus
Yang
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.599 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈599 kg/m³

物性データ

基本密度0.599 g/cm³

特徴・解説

タイやベトナムなどの大陸部東南アジアに分布するフタバガキ科の樹種です。密度は約0.599g/cm³で、クルイン類の中では比較的軽量な部類に入ります。日本のナラ(約0.68)よりは軽く、ラワンよりは硬いという位置づけです。ヤンは、かつて日本でも合板の芯材や裏板として大量に輸入された歴史があります。他のクルイン類と同様に樹脂(ヤニ)を多く含みますが、その分、水濡れに対して一定の抵抗力を持ちます。ただし、乾燥による収縮率が大きく、寸法安定性には欠けるため、精密な家具製作には注意が必要です。

🎨 色味
辺材は灰白色。心材は淡い赤褐色から褐色。クルインの中では比較的色が明るい傾向にある。
🌿 木目・肌目
木目は概ね通直。肌目は粗く、表面には特有のざらつきがある。導管が大きく、塗装には目止めが必要。
🛡️ 耐朽性
中程度。屋外での使用には防腐処理が不可欠だが、屋内での構造材としては十分な耐久性を持つ。
🔧 加工性
中程度。他のクルインよりは加工しやすいが、やはり刃物の摩耗は早い。ヤニ抜き処理が仕上がりを左右する。
📦 主な用途
合板の芯材一般建築用材梱包用木箱安価な家具の裏板コンテナの床