クルイン

Dipterocarpus cornutus
Keruing
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.677 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈677 kg/m³

物性データ

基本密度0.677 g/cm³

特徴・解説

密度約0.677g/cm³という、クルイン類の中でも標準的かつバランスの取れた物理的性質を持つ樹種です。日本のブナ(約0.65)に近い密度で、しっかりとした重量感と強度を兼ね備えています。東南アジアの広範囲に分布し、商業的に「クルイン」として流通する材の代表格の一つです。強度的には非常に優秀で、曲げ強さや圧縮強さに優れますが、やはり樹脂道から分泌される天然の油分(ヤニ)が課題となります。このヤニは木材を保護する役割を果たしますが、住宅の内装に使用する際は、表面に滲み出ないよう適切な処理が必要です。

🎨 色味
辺材は淡い褐色。心材は赤褐色から茶褐色で、経年変化により落ち着いた色調に変化する。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は粗く、均一な組織構造を持つ。塗装すると重厚な仕上がりになる。
🛡️ 耐朽性
中程度から高い。心材はシロアリに強く、湿気のある場所でも比較的安定した耐久性を示す。
🔧 加工性
やや困難。シリカによる刃物の摩耗がある。乾燥は慎重に行う必要があり、収縮による変形に注意。
📦 主な用途
ダイニングテーブルの脚外部デッキ建築用構造材階段の踏板コンテナ床材