クルイン

Dipterocarpus gracilis
Keruing
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.603 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈603 kg/m³

物性データ

基本密度0.603 g/cm³

特徴・解説

東南アジアに広く分布し、クルインとして市場に出回る代表的な種の一つです。基本密度0.603g/cm³は、日本のクリ(栗)に近い数値で、構造材としての強度と作業性のバランスに優れています。熱帯のモンスーン林に自生し、乾季と雨季のサイクルに耐える強靭な生命力を持ちます。木材としては、シリカ含有量が比較的安定しており、耐摩耗性が高いため、土足で歩くような公共施設の床材や、荷物の積み下ろしが激しい場所に適しています。長所はコストパフォーマンスの良さですが、短所は乾燥後の狂いが出やすいことで、施工後の隙間や反りを許容する設計が求められます。

🎨 色味
心材は赤褐色。辺材は淡い灰黄色。経年変化により全体的に色が濃く落ち着いていく。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は粗く、均一。表面に小さな樹脂の斑点が見られることがある。
🛡️ 耐朽性
中程度。耐水性は比較的あるが、防腐処理を行うことで耐用年数を大幅に延ばすことができる。
🔧 加工性
機械加工は標準的だが、刃物の研磨頻度は高くなる。釘打ちは割れやすいため、下穴を開けることが推奨される。
📦 主な用途
公共施設の床材、倉庫の床、トラックのボディ材、コンテナ床、下地材