クルイン

Dipterocarpus kunstleri
Keruing
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.6 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈600 kg/m³

物性データ

基本密度0.6 g/cm³

特徴・解説

マレー半島やボルネオに分布する種で、基本密度0.6g/cm³と、中程度の重さと硬さを備えています。日本のカエデ(メープル)に近い密度感ですが、性質はより粗野で実用的です。この種は熱帯雨林の急斜面などにも自生し、厳しい環境で育つため、繊維が締まっており、曲げ強度に優れると考えられます。クルイン属全般に言えることですが、乾燥収縮率が非常に大きいため、生材のまま施工すると乾燥後に大きな隙間が開く原因となります。十分にシーズニング(養生)された材を選ぶことが、この木材を使いこなす鍵となります。

🎨 色味
心材は赤褐色。辺材は灰みを帯びた黄色。心辺材の境界は明瞭で、視覚的なコントラストがある。
🌿 木目・肌目
木目は通直またはやや交錯。肌目は粗く、木肌には独特のざらつきがある。
🛡️ 耐朽性
中程度。シロアリには弱いため、防虫処理を施して使用するのが一般的である。
🔧 加工性
切削性は標準的。シリカを含むため刃先は摩耗するが、密度が極端に高くないため扱いにくさはない。
📦 主な用途
一般建築材、車両用部材、合板、家具のフレーム、土木用仮設材