クルイン

Dipterocarpus oblongifolius
Keruing
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.615 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈615 kg/m³

物性データ

基本密度0.615 g/cm³

特徴・解説

東南アジアの河川沿いに自生するフタバガキ科の樹木です。密度は約0.62g/cm³と中程度からやや重い部類に入り、ラワン材よりも硬く強度に優れます。同属の他種と比較すると、湿潤な環境に適応しているため、抽出成分である樹脂(ダムマール)を多く含む傾向があります。日本のナラ材に近い硬さを持ちますが、シリカを含有するため刃物の摩耗が激しいのが難点です。乾燥時に狂いが出やすく、樹脂の滲み出しが塗装を阻害する場合があるため、適切な養生と脱脂処理が欠かせません。

🎨 色味
心材は赤褐色から茶褐色で、辺材は淡い黄白色。時間の経過とともに色が濃くなる傾向があります。
🌿 木目・肌目
木目は通直または交錯し、肌目は粗い。表面には特有の樹脂溝が見られることがあります。
🛡️ 耐朽性
中程度。接地しない状況では耐久性があるが、シロアリや菌害には注意が必要。
🔧 加工性
中程度。シリカを含むため刃物の消耗が早く、樹脂が多いため接着や塗装には工夫を要する。
📦 主な用途
トラックの荷台、パレット、重構造材、フローリング、屋外デッキ