インヤン

Dipterocarpus obtusifolius
In-yin
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.65 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈650 kg/m³

物性データ

基本密度0.65 g/cm³

特徴・解説

タイやミャンマーの乾燥した落葉樹林に産するクルインの一種です。密度は約0.65g/cm³で、同属の中では比較的安定した強度を持ちます。日本のケヤキと比較すると、より均質で重厚な印象を与えます。乾燥地で育つため、湿地産の種よりも成長が遅く、材が締まっているのが特徴です。しかし、フタバガキ科特有の樹脂成分は健在で、加工時には工具のベタつきに注意が必要です。構造材としての評価が高く、東南アジアでは古くから建築の骨組みに利用されてきました。

🎨 色味
心材は暗赤褐色で、辺材は灰黄色。心辺材の境界は比較的明瞭です。
🌿 木目・肌目
木目は交錯することが多く、肌目はやや粗い。重厚感のある質感を持ちます。
🛡️ 耐朽性
中程度。心材は比較的高い耐朽性を持つが、辺材は腐朽しやすい。
🔧 加工性
やや困難。硬度がありシリカを含むため切削抵抗が大きい。乾燥はゆっくり行う必要がある。
📦 主な用途
鉄道枕木、建築用梁、柱、重車両の床材、農機具の柄