タイやミャンマーの乾燥した落葉樹林に産するクルインの一種です。密度は約0.65g/cm³で、同属の中では比較的安定した強度を持ちます。日本のケヤキと比較すると、より均質で重厚な印象を与えます。乾燥地で育つため、湿地産の種よりも成長が遅く、材が締まっているのが特徴です。しかし、フタバガキ科特有の樹脂成分は健在で、加工時には工具のベタつきに注意が必要です。構造材としての評価が高く、東南アジアでは古くから建築の骨組みに利用されてきました。