クルイン

Dipterocarpus rigidus
Keruing
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.71 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈710 kg/m³

物性データ

基本密度0.71 g/cm³

特徴・解説

その名の通り「硬い(rigidus)」性質を持つクルインで、密度は約0.71g/cm³。非常に重く、頑強な細胞構造を持っています。日本のミズナラよりも一段と硬く、手工具での加工は現実的ではありません。熱帯雨林の厳しい生存競争の中でゆっくりと成長するため、年輪は不明瞭ながらも詰まった材となります。長所はその圧倒的な圧縮強度ですが、短所として乾燥時の収縮が非常に大きく、ボルト締めなどの接合部で材が割れる恐れがあるため、設計段階での配慮が必要です。

🎨 色味
心材はオレンジがかった褐色から深い赤褐色。辺材は灰白色。
🌿 木目・肌目
木目は深く交錯し、肌目は粗い。表面はやや油分を含んだような感触がある。
🛡️ 耐朽性
高い。密度が高いため、物理的な損傷や菌の侵入に対して比較的強い。
🔧 加工性
困難。硬度が高く、機械加工でも動力が必要。接着性は樹脂の影響で中程度。
📦 主な用途
重量構造物、倉庫の床、ドックの防舷材、鉄道車両材、大型機械の台座