カプール

Dryobalanops lanceolata
Kapur
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.62 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈620 kg/m³

物性データ

基本密度0.62 g/cm³

特徴・解説

マレーシアやインドネシアに分布するフタバガキ科の有用材です。密度は約0.62と中程度で、カプール類の中では標準的な強度と重さを備えています。構造材としてのバランスが良く、東南アジアでは住宅の柱や梁に多用されてきました。日本のナラ材に近い密度感があり、しっかりとした手応えを感じさせます。カプール特有の樟脳臭があり、これが天然の防虫効果を発揮します。ただし、乾燥過程で割れやねじれが生じやすいため、天然乾燥・人工乾燥ともに慎重な工程管理が求められる木材です。

🎨 色味
心材はオレンジがかった褐色。辺材は淡い黄色。経年で色が濃く落ち着く。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は均一で中程度。特有の光沢があり、仕上がりは美しい。
🛡️ 耐朽性
高い。心材は耐朽性が高く、シロアリに対しても比較的強い抵抗力を持つ。
🔧 加工性
中程度。シリカを含有するため刃物の摩耗はあるが、通直な木目のため切削自体はスムーズ。
📦 主な用途
住宅構造材、外部デッキ、フローリング、階段踏板、船舶用内装