カプール

Dryobalanops oblongifolia
Kapur
Dipterocarpaceae
広葉樹
基本密度
0.61 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈610 kg/m³

物性データ

基本密度0.61 g/cm³

特徴・解説

主に低湿地や河川周辺に生育するカプールの一種です。密度は約0.61で、他のカプール類と同様に中程度の重厚さを持ちます。植物学的には、葉が長楕円形(oblongifolia)であることが特徴です。材の性質は標準的なカプールに準じ、適度な硬さと弾力性を兼ね備えています。日本のカバノキ類に近い硬度イメージです。水辺に近い環境で育つためか、乾燥時の収縮率がやや大きい傾向があると推測されます。建築材としての評価は安定しており、東南アジアからの輸出材として日本市場でも古くから馴染みのある種類です。

🎨 色味
心材は赤褐色。辺材は淡いピンク色を帯びた白色。心辺材の区別は明瞭。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目はやや粗いが、規則正しい構造を持つため加工面は整いやすい。
🛡️ 耐朽性
高い。カプール類共通の樹脂成分により、菌や虫害に対して安定した耐性を示す。
🔧 加工性
中程度。手加工・機械加工ともに適応するが、シリカによる刃物の鈍化に注意が必要。
📦 主な用途
建築用造作材、床材、車両材、合板、家具のフレーム