カポール

Dryobalanops spp.
Kapur (Dryobalanops spp.)
広葉樹 主要木材
ヤンカ硬度
1236 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

ヤンカ硬度1236 lbf
曲げ強度 (MOR)126.2 MPa
弾性係数 (MOE)13 GPa
圧縮強度(繊維方向)69,600 kPa
せん断強度13,700 kPa

特徴・解説

フタバガキ科の巨木で、マレーシアやインドネシアに分布します。密度は中程度から重く、日本のケヤキに近い強度特性を持ちます。ボルネオ島などの熱帯多雨林を象徴する樹種の一つです。材からボルネオール(竜脳)と呼ばれる精油が採れることで歴史的に知られ、防虫剤や香料として利用されてきました。シリカを含有するため刃物を傷めやすいという欠点がありますが、その分耐摩耗性に優れます。乾燥時に収縮率が大きいため、じっくりと時間をかけた乾燥工程が求められます。

🎨 色味
心材は赤褐色から淡いピンク色で、辺材は淡黄色。心辺材の境界は比較的はっきりしています。
🌿 木目・肌目
木目は概ね通直ですが、時に交錯します。肌目はやや粗く、独特の樟脳のような香りがあります。
🛡️ 耐朽性
高い。地中や屋外での使用においても、中程度の耐朽性と優れた防虫性を発揮します。
🔧 加工性
加工性は中程度。シリカを含むため刃物の消耗が早いです。接着性や塗装性は良好です。
📦 主な用途
重車両の荷台建築構造材外部デッキ鉄道枕木合板用単板