ドライペテス

Drypetes variabilis
Drypetes
Putranjavaceae
広葉樹
基本密度
0.737 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈737 kg/m³

物性データ

基本密度0.737 g/cm³

特徴・解説

中南米に分布するプトランジバ科の樹種で、密度は約0.74と重厚です。前述のオーストラリア産種と同様に非常に硬く、強靭な性質を持っています。熱帯雨林の混交林の中にひっそりと自生しており、商業的な大量生産はされていませんが、現地の職人の間ではその強度が知られています。日本のブナをより重く硬くしたような性質と考えられ、衝撃に強く曲げにも耐えます。乾燥には時間がかかり、急激に乾燥させると表面割れが生じやすいという注意点があります。地味ながらも、堅牢さが求められる道具や構造部材において真価を発揮する木材です。

🎨 色味
心材は淡い褐色から灰褐色。辺材はより明るい色で、全体に落ち着いたトーン。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は細かく均一で、磨くと美しい光沢が出る。
🛡️ 耐朽性
中程度から高い。密度が高いため物理的な耐性は強いが、防腐処理を施すとより安心。
🔧 加工性
困難。硬度が高いため手工具での加工は労力を要する。接着性は良好だが、下穴処理は必須。
📦 主な用途
農機具の柄、建築用小部材、家具の脚、ろくろ細工、床材