タリ

Erythrophleum suaveolens
Tali
Fabaceae
広葉樹
基本密度
0.824 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈824 kg/m³

物性データ

基本密度0.824 g/cm³

特徴・解説

E. ivorenseと近縁で、同様に「タリ」の名で流通するマメ科の樹種です。密度は約0.82g/cm³とさらに高く、より重硬な性質を持ちます。アフリカの熱帯から亜熱帯にかけて広く分布し、古くから現地の伝統儀式や薬用、そして何より堅牢な建築資材として利用されてきました。日本のオキナワウラジロガシなどの硬いカシ類に近い重量感がありますが、耐朽性はタリの方が遥かに上です。非常に優れた物理的性質を持つ反面、加工時の刃物の消耗が激しく、乾燥管理が極めて難しいという気難しい側面も持ち合わせています。

🎨 色味
心材はオレンジ色を帯びた褐色から濃褐色。辺材は狭く、淡い黄色を呈する。
🌿 木目・肌目
木目は深く交差する。肌目は粗く、独特の重厚な質感がある。光沢は中程度。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。心材は天然の防腐成分を豊富に含み、地中や水中でも長期間耐える。
🔧 加工性
困難。非常に硬く、交差木目による逆目が起きやすい。乾燥は非常に遅く、割れやすい。
📦 主な用途
重機用敷板枕木海洋構造物床材(重歩行用)実験台の天板