タローウッド

Eucalyptus microcorys
Tallowwood
Myrtaceae
広葉樹
基本密度
0.842 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈842 kg/m³

物性データ

基本密度0.842 g/cm³

特徴・解説

オーストラリア東部に自生するフトモモ科の硬質木材。密度は約0.84g/cm³と非常に高く、その名の通り「獣脂(Tallow)」を塗ったような特有の油分を含んでいるのが最大の特徴です。この油分により、無塗装でもしっとりとした質感があり、耐摩耗性と耐水性に極めて優れます。日本のケヤキよりも遥かに重硬で、シロアリ耐性もトップクラスです。ただし、油分が強いため接着剤の選定には注意が必要で、塗装の乾燥を阻害することもあります。歴史的に重構造物や屋外デッキの最高級材として重宝されてきました。

🎨 色味
心材は黄褐色から淡いオリーブ色、辺材はそれより明るい色味。経年で深みが増す。
🌿 木目・肌目
木目は通直または交錯し、肌目は細かく均質。表面には脂感のある光沢がある。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。天然の油分を豊富に含み、腐朽やシロアリに対して極めて強い耐性を持つ。
🔧 加工性
やや困難。密度が高く刃物の摩耗が早いが、仕上がりは非常に滑らか。接着には脱脂が必要。
📦 主な用途
高級屋外デッキ、重歩行用フローリング、橋梁材、造船、窓枠