ジャイアントマリー

Eucalyptus oleosa
Giant Mallee
Myrtaceae
広葉樹
基本密度
1.034 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 極めて重く、水に沈む
密度(含水率12%時の推定)
≈1034 kg/m³

物性データ

基本密度1.034 g/cm³

特徴・解説

「マリー」とは、地際から複数の幹を出す低木状のユーカリの総称ですが、本種はその中でも大きく育つタイプです。密度は約1.03g/cm³と非常に高く、乾燥した過酷な環境を生き抜くための強固な組織を持っています。日本のビワ材をさらに重硬にしたような性質で、非常に緻密です。特筆すべきは、根元に形成される「バール(瘤)」で、複雑で美しい杢目が現れるため、世界中の木工家から工芸用材として珍重されています。材が非常に硬いため、加工には相応の技術と設備を要します。

🎨 色味
心材は深みのある赤褐色。辺材は淡い黄色で、心材とのコントラストが美しい。
🌿 木目・肌目
木目は非常に複雑で交錯し、瘤材(バール)の部分には渦巻くような美しい紋様が現れる。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。乾燥地特有の耐朽性を持ち、腐朽や虫害に対して非常に強い。
🔧 加工性
困難。非常に硬く、不規則な木目のため逆目が起きやすい。研磨すると美しい光沢が出る。
📦 主な用途
高級万年筆、ボウル(木鉢)、ナイフのハンドル、装飾用小箱、楽器の装飾