ヨーロッパブナ

Fagus sylvatica
European Beech
Fagaceae
広葉樹
基本密度
0.585 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈585 kg/m³

物性データ

基本密度0.585 g/cm³

特徴・解説

ヨーロッパで最も重要な広葉樹の一つです。密度は約0.59で、日本のブナとほぼ同等の性質を持ちます。歴史的に家具材として重宝され、特にトーネットの曲げ木椅子で世界的に有名になりました。均質で衝撃に強く、表面が滑らかに仕上がるため、教育用玩具や調理器具にも多用されます。欠点は、湿度の変化による寸法変化が非常に大きいことで、精密な建具には不向きな面があります。スチーム処理(蒸煮)を施して色を安定させて流通することが一般的です。

🎨 色味
通常は淡いクリーム色ですが、スチーム処理により淡いピンクから赤褐色に変化します。
🌿 木目・肌目
木目は通直で、肌目は非常に緻密。特有の小さな紡錘形の斑(ふ)が見られます。
🛡️ 耐朽性
低い。非耐久性であり、屋内での使用が前提となります。
🔧 加工性
非常に良好。切削、旋盤、曲げ加工のすべてにおいて優れた適性を示します。塗装性も抜群です。
📦 主な用途
ダイニングチェア子供用玩具まな板階段の手すりブラシの柄