ブラックアッシュ

Fraxinus nigra
Ash, Black
Oleaceae
広葉樹
基本密度
0.45 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
ヤンカ硬度
854 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

比重(12%含水率時)0.49
基本密度0.45 g/cm³
ヤンカ硬度854 lbf
曲げ強度 (MOR)87 MPa
弾性係数 (MOE)11 GPa
圧縮強度(繊維方向)41,200 kPa
圧縮強度(繊維直交)5,200 kPa
せん断強度10,800 kPa

特徴・解説

北米北東部の湿地帯に生育するモクセイ科の樹種です。密度は約490kg/m³で、ホワイトアッシュ(約670kg/m³)と比較するとかなり軽く、強度も劣ります。しかし、この木材の最大の特徴は「層状に剥離しやすい」という物理的性質にあります。丸太を叩くことで年輪に沿って薄い板状に分かれるため、古くから先住民によってバスケット編みの材料として利用されてきました。日本のヤチダモに近い生態を持ちますが、より軽量で柔軟性に富んだ位置づけとなります。

🎨 色味
心材はやや暗めの灰褐色から茶褐色で、辺材は対照的に明るい白色から淡黄色を呈します。
🌿 木目・肌目
環孔材らしいはっきりとした力強い木目(筍目)が現れます。肌目は粗く、野性味のある表情です。
🛡️ 耐朽性
低いから中程度。心材の耐朽性は他のアッシュ類に比べてもやや低く、腐朽しやすい傾向があります。
🔧 加工性
良好。軽量なため加工しやすく、蒸気曲げに対する適性が非常に高いです。ただし、釘打ちは割れやすいので予穴が必要です。
📦 主な用途
編み籠(バスケット)椅子の背もたれ(曲げ木)樽材内装パネル簡易家具