ケンパス

Koompassia malaccensis
Kempas (Koompassia malaccensis)
Fabaceae
広葉樹 主要木材
基本密度
0.76 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
ヤンカ硬度
1709 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

基本密度0.76 g/cm³
ヤンカ硬度1709 lbf
曲げ強度 (MOR)122 MPa
弾性係数 (MOE)18.5 GPa
圧縮強度(繊維方向)65,600 kPa
せん断強度12,300 kPa

特徴・解説

マメ科の広葉樹で、東南アジアの低湿地に自生します。密度0.76と重く、非常に硬い木材です。最大の特徴は、材の中に「内生樹皮」と呼ばれる脆い組織が同心円状に含まれることがある点で、これが構造上の弱点や加工時の割れの原因となるため注意が必要です。日本のカシ類に匹敵する硬さを持ちますが、酸性度が高いため、湿った状態で鉄に触れると黒く変色し、釘を腐食させる性質があります。安価で強靭なため、かつては枕木として大量に消費されましたが、現在は床材としての地位を確立しています。

🎨 色味
心材はオレンジ色を帯びた明るい赤褐色で、辺材は淡い黄色。経年で色が深まります。
🌿 木目・肌目
木目は強く交錯し、肌目は粗い。リボン杢が現れることがあり、力強い表情を見せます。
🛡️ 耐朽性
中程度。天然の耐朽性はそれほど高くありませんが、薬剤注入処理が容易で、処理後は非常に長持ちします。
🔧 加工性
加工性は低い。非常に硬く、内生樹皮による欠けが起きやすいため、慎重な切削が必要です。
📦 主な用途
フローリング鉄道枕木パレット重構造材階段踏板