リカニア・インカナ

Licania incana
Licania
Chrysobalanaceae
広葉樹
基本密度
0.862 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈862 kg/m³

物性データ

基本密度0.862 g/cm³

特徴・解説

密度約0.862g/cm³の重硬材です。ブラジルなどのアマゾン流域に分布し、砂質の土壌(イガッポ)など特定の環境にも適応する生命力を持っています。日本のカシ類をより重くしたような性質で、衝撃曲げ強さに優れています。植物学的には葉の裏が白い(incana)のが特徴ですが、材は質実剛健そのものです。長所はその圧倒的な物理的強さですが、短所は加工コストの高さと、乾燥後の寸法安定性の低さです。一度乾燥が完了すれば、非常に強固な部材となります。

🎨 色味
心材は均一な褐色から赤褐色。辺材は淡いベージュ色です。
🌿 木目・肌目
木目は通直からやや交錯。肌目は中程度で、均質な組織構造をしています。
🛡️ 耐朽性
高い。地中や水中などの過酷な条件でも比較的長く耐えることができます。
🔧 加工性
困難。硬さとシリカの影響で刃先がすぐに焼けてしまうため、冷却しながらの加工が望ましいです。
📦 主な用途
港湾施設材重機械の土台運搬用パレット(高耐久型)構造用支柱