リカニア・パルビフローラ

Licania parviflora
Licania
Chrysobalanaceae
広葉樹
基本密度
0.82 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈820 kg/m³

物性データ

基本密度0.82 g/cm³

特徴・解説

「小さな花」を意味する名を持つこの樹種は、南米熱帯域に広く分布します。密度は約0.82g/cm³で、構造材として理想的な強度と剛性を備えています。同属の他種と同様、木材中に含まれる無機成分(シリカ)が加工上の最大の障壁となりますが、それが同時に天然の防腐・防虫効果をもたらしています。日本のケヤキよりも遥かに重く硬いため、意匠的な家具よりも、物理的な負荷がかかる実用的な部材としての価値が高い木材です。乾燥による収縮率が大きいため、急激な乾燥は禁物です。

🎨 色味
心材は均一な褐色から赤褐色。辺材は黄褐色で、心辺材の区別は可能です。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は中程度で、磨くと特有の鈍い光沢が得られることがあります。
🛡️ 耐朽性
高い。シリカ成分と高密度な組織により、シロアリ等の害虫にも強い耐性を持ちます。
🔧 加工性
困難。刃物の摩耗が激しく、加工には動力の強い機械と特殊な刃物が必要です。
📦 主な用途
電柱鉄道車両用材建築用土台運搬用パレット頑丈な作業台