カントンクロモジ

Lindera kwangtungensis
Kwangtung Spicebush
Lauraceae
広葉樹
基本密度
0.578 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈578 kg/m³

物性データ

基本密度0.578 g/cm³

特徴・解説

中国南部から東南アジアに分布するクロモジ属の樹木です。密度は約0.58g/cm³と中程度で、日本のクロモジ(高級楊枝の原料)よりも大型に成長し、材としての利用が可能です。クスノキ科らしい芳香があり、材は緻密で粘り強い特性を持ちます。日本のサクラ材に近い硬度感があり、緻密な肌目を持つため、細かな細工物に適しています。ただし、大径木が得られにくいため、幅広の板材としての流通は限定的です。

🎨 色味
心材は淡い黄褐色。辺材との境界は不明瞭で、全体に明るい色調。
🌿 木目・肌目
木目は非常に細かく、精細。肌目は滑らかで、磨くと上品な光沢が出る。
🛡️ 耐朽性
中程度。屋内での使用には十分だが、接地しての屋外利用には向かない。
🔧 加工性
非常に良好。刃当たりが優しく、繊細な彫刻や加工に適している。乾燥も比較的容易。
📦 主な用途
高級楊枝彫刻細工印鑑茶道具小型家具