中国南部から東南アジアに分布するクロモジ属の樹木です。密度は約0.58g/cm³と中程度で、日本のクロモジ(高級楊枝の原料)よりも大型に成長し、材としての利用が可能です。クスノキ科らしい芳香があり、材は緻密で粘り強い特性を持ちます。日本のサクラ材に近い硬度感があり、緻密な肌目を持つため、細かな細工物に適しています。ただし、大径木が得られにくいため、幅広の板材としての流通は限定的です。