アンデス山脈の南部に広く分布する樹種です。密度は約0.48と、ナンヨウブナ属の中では比較的軽く柔らかい部類に入ります。日本で言えばカツラやシナノキに近い作業性を持ち、チェリー材の代用として「チリアン・チェリー」の名で流通することもあります。強度はそれほど高くありませんが、寸法安定性が高く、狂いが少ないのが長所です。一方で、衝撃には弱く、傷がつきやすいという短所があるため、用途を選びます。