タブノキ(椨)

Persea thunbergii
Japanese Machilus
Lauraceae
広葉樹
基本密度
0.472 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
密度(含水率12%時の推定)
≈472 kg/m³

物性データ

基本密度0.472 g/cm³

特徴・解説

東アジアに分布するクスノキ科の常緑広葉樹で、日本では古くから「タブノキ」として親しまれています。密度は約0.47g/cm³とやや軽めですが、粘り強い性質があります。同じ科のクスノキに似ていますが、より落ち着いた色調を持ちます。潮風に強いため海岸近くに多く、古くは丸木舟の材料にもされました。乾燥時に狂いが出やすいのが欠点ですが、水に強く、粘りがあるため割れにくい長所があります。樹皮は線香の粘結材としても利用される文化的な関わりの深い木です。

🎨 色味
心材は暗緑色を帯びた褐色。辺材は淡黄褐色で、全体に落ち着いたトーン。
🌿 木目・肌目
木目は複雑に交差することがあり、時に美しい「玉杢」が現れる。肌目は緻密。
🛡️ 耐朽性
中程度から高い。水湿に強く、保存性は比較的良好である。
🔧 加工性
良好。やや粘りがあるが、鋭利な刃物を使えば美しい仕上がりが得られる。
📦 主な用途
家具材漆器素地建築内装彫刻線香の原料(樹皮)