東アジアに分布するクスノキ科の常緑広葉樹で、日本では古くから「タブノキ」として親しまれています。密度は約0.47g/cm³とやや軽めですが、粘り強い性質があります。同じ科のクスノキに似ていますが、より落ち着いた色調を持ちます。潮風に強いため海岸近くに多く、古くは丸木舟の材料にもされました。乾燥時に狂いが出やすいのが欠点ですが、水に強く、粘りがあるため割れにくい長所があります。樹皮は線香の粘結材としても利用される文化的な関わりの深い木です。