中国西部に自生するマツ科の針葉樹です。密度は約0.31g/cm³と極めて軽く、空気を多く含んだ構造をしています。日本のエゾマツやトウヒと近縁で、性質も非常に似ています。軽さの割に弾力性があり、特に音の伝達性に優れるため、楽器の響板としての価値が期待されます。強度は高くないため構造材には不向きですが、加工が容易で狂いも少ないため、工作材として優秀です。ただし、耐朽性は低いため、湿気の多い場所や屋外での使用は避けるべきです。