エンゲルマントウヒ

Picea engelmannii
Spruce, Engelmann
Pinaceae
針葉樹
基本密度
0.33 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギより軽く、非常に軽量
ヤンカ硬度
393 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

比重(12%含水率時)0.35
基本密度0.33 g/cm³
ヤンカ硬度393 lbf
曲げ強度 (MOR)64 MPa
弾性係数 (MOE)8.9 GPa
圧縮強度(繊維方向)30,900 kPa
圧縮強度(繊維直交)2,800 kPa
せん断強度8,300 kPa

特徴・解説

北米西部の高山帯に分布するトウヒです。密度は約350kg/m³と非常に軽く、トウヒ属の中でも特に柔らかい部類に入ります。日本のトドマツに似た質感ですが、より白く美しいのが特徴です。その軽さと弾力性から、アコースティックギターのトップ材(響板)としてシトカスプルースの代用、あるいはより繊細な音色を求める際に使用されます。短所は強度の低さと、乾燥時の収縮率がやや大きい点で、構造材としては限定的な使用に留まります。

🎨 色味
ほぼ全体が白に近い淡黄色。心材と辺材の境界はほとんど判別できません。
🌿 木目・肌目
木目は通直で非常に細かく、肌目も緻密。上品な美しさを持ちます。
🛡️ 耐朽性
低い。湿気には弱く、屋内での使用が原則となります。
🔧 加工性
非常に良好。柔らかいため加工は容易ですが、鋭利な刃物を使わないと繊維が潰れやすいです。
📦 主な用途
ギターの響板ピアノの響板室内装飾材窓枠模型材